ジュウロクササゲ(十六大角豆)

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選び方・調理法

選び方

緑色が鮮やかで、サヤにハリがあり、太さが均一なものを選ぶ。太すぎるものは育ちすぎてサヤが硬くなり、中の豆が膨らみすぎているため、なるべく細くしなやかなものが良質とされる。

下処理

インゲンマメと同様に扱えるが、加熱しすぎると独特のシャキシャキとした食感が失われるため、さっと茹でる程度にとどめる。茹でる際は塩を加え、色鮮やかに仕上げるのが一般的である。

保存方法

乾燥と低温に弱いため、乾燥しないようポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存する。鮮度落ちが早いため、2〜3日以内に使い切るのが望ましい。

時期・特徴

国内分布

愛知県、岐阜県、鹿児島県、沖縄県など。特に愛知県(あいちの伝統野菜)や岐阜県(飛騨・美濃伝統野菜)で伝統野菜として重宝されている。

時期

6月下旬~9月下旬

栄養

不溶性食物繊維やβ-カロテンを豊富に含む。また、代謝を助けるビタミンB群や、抗酸化作用のあるビタミンC、カリウムなどのミネラル類も含んでいる。

特徴

つる性のマメ科植物で、サヤの長さが30~50cmにもなるのが最大の特徴。インゲンマメと比較するとサヤが柔らかく、特有の風味と甘みがある。完熟した豆も食用可能だが、一般的には未熟なサヤを若採りして食する。

品種・由来

  • 品種名:十六豆(ジュウロクササゲ)
  • 分類:マメ科ササゲ属
  • 学名:Vigna unguiculata var. sesquipedalis

由来

サヤの中に豆が16粒ほど入っていることからその名がついたという説が有力だが、実際の粒数は必ずしも16粒とは限らない。

伝来

正確な伝来時期は不明だが、1890年(明治23年)に沖縄県で編纂された『農産図考』に記載があることから、それ以前には渡来していたと考えられる。中国を経由して日本へ導入されたと推測される。

歴史背景

かつては全国的に栽培されていたが、現在は愛知県や岐阜県、沖縄県などの特定の地域で伝統野菜として受け継がれている。お盆の供え物として用いられる地域もあり、生活に密着した歴史を持つ。

備考

別名:十六大角豆、長ササゲ、三尺ササゲ、ふろう豆(不老豆)、ほろ豆

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