ウイスキー

Contents

選び方・調理法

選び方

産地や原料、熟成年数によって風味が大きく異なるため、用途に応じて使い分ける。力強い燻製香を求めるならスコッチ(特にアイラモルト)、穏やかでスムースな口当たりならアイリッシュ、バニラやキャラメルのような甘い香りを添えるならアメリカン(バーボン)が適している。また、日本人の味覚に合わせやすくバランスの良いジャパニーズも広く活用される。

下処理

飲料としては、ストレート、ロック、水割り、ハイボール等で提供する。料理では、肉料理のソースの仕上げやデグラッセ、フランベによる香りづけに用いる。製菓ではドライフルーツの漬け込みや、ガナッシュ、カスタードの風味づけにも利用される。加熱によりアルコールを飛ばすことで、独特の芳醇なコクと香りが残る。

保存方法

アルコール度数が高いため常温保存が可能。直射日光、高温多湿、温度変化の激しい場所を避けて暗所に保管する。コルク栓の場合は、ワインとは異なり「立てて保存」するのが基本。寝かせると強いアルコールがコルクを傷め、風味を損なう原因となる。開封後は酸化が進むため、キャップをしっかり閉め、半年から1年を目安に使い切るのが望ましい。

時期・特徴

国内分布

全国(主な蒸留所は北海道、東北、山梨、静岡、長野、滋賀、岡山、鹿児島など)

時期

通年

栄養

主成分はエタノール。糖質や脂質はほぼ含まれない。アルコール度数は一般的に40度以上。カロリーは100g(約125ml)あたり約237kcal。微量の銅、ナトリウム、カリウム等のミネラルを含む。樽熟成由来のポリフェノールが含まれることも特徴の一つ。

特徴

穀物を原料とし、麦芽(モルト)の酵素で糖化・発酵させた後、蒸留して木樽で熟成させた蒸留酒。単式蒸留器で2〜3回蒸留するモルトウイスキーは個性が強く、連続式蒸留機を用いるグレーンウイスキーは軽やかで穏やかな性質を持つ。世界五大ウイスキーとして、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本が挙げられる。

品種・由来

  • 品種名:モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキー、ライウイスキー、コーンウイスキー
  • 分類:蒸留酒
  • 学名:—

由来

語源はゲール語で「命の水」を意味する “uisce beatha”(ウシュク・ベーハー)。これが “usquebaugh” となり、さらに転じて “whisky” となった。ラテン語の “aqua vitae” の訳語とされる。

伝来

1853年(嘉永6年)、浦賀に来航したマシュー・ペリーが、幕府役人に振る舞ったのが日本における最初の飲用記録とされる。その後、明治時代に輸入が本格化した。

歴史背景

1923年、鳥井信治郎が京都・山崎に日本初のモルト蒸留所を着工。スコットランドで本場の技術を学んだ竹鶴政孝を初代所長に迎え、1929年に国産初の本格ウイスキー「サントリーウイスキー白札」が発売された。これが今日のジャパニーズウイスキーの礎となっている。

備考

綴りは、スコットランド、カナダ、日本では “Whisky”、アイルランド、アメリカでは主に “Whiskey” と表記される。樽の種類(シェリー樽、ミズナラ樽、バーボン樽など)によっても仕上がりの香味が劇的に変化する。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェア頂けると嬉しいです! I would appreciate if you could share!
Contents