ウオッカ

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選び方・調理法

選び方

無色透明で混じりけのないものを選ぶ。原料(小麦、ライ麦、大麦、ジャガイモなど)によってわずかに風味が異なるため、用途に合わせて使い分ける。小麦原料はクリーンでシャープな味わい、ジャガイモ原料はほのかな甘みとまろやかな口当たりが特徴とされる。カクテルベースにはニュートラルなものを、ストレートで供するならプレミアムクラスのものを選ぶのが一般的。

下処理

飲料としては、ストレート、ロック、カクテルベース(ソルティ・ドッグ、モスコミュール等)として広く用いられる。冷凍庫に入れても凍らず(家庭用冷凍庫の場合)、液体に粘性が増して「とろり」とした独特の食感を楽しめる。料理では、そのニュートラルな特性を活かし、素材の香りを邪魔しないフランベや、ソースの乳化安定、ウォッカパスタなどの風味づけに利用される。

保存方法

アルコール度数が高いため常温保存が可能だが、揮発と酸化を防ぐためキャップを固く閉め、直射日光を避けた冷暗所に保管する。長期間の保存でも腐敗の心配はほとんどないが、香りが移りやすいため、臭気の強いものの近くは避ける。

時期・特徴

国内分布

全国(大手メーカー各社が国内蒸留所にて製造)

時期

通年

栄養

成分の大部分はエチルアルコールと水。アルコール度数は一般的に40度前後。100gあたりのエネルギーは約230〜240kcal。糖質、脂質、タンパク質はほぼ含まれず、蒸留工程により不純物が非常に少ないのが特徴。

特徴

穀物やジャガイモを原料に蒸留し、一般的に白樺の炭などで濾過して作られる蒸留酒。この濾過工程により、蒸留酒特有のクセや雑味が徹底的に取り除かれ、無色・無味・無臭に近い洗練された味わいとなる。主要生産地はロシア、ポーランド、スウェーデンなどの「ウオッカ・ベルト」と呼ばれる地域だが、現在は世界中で造られている。

品種・由来

  • 品種名:ウオッカ、フレーバード・ウオッカ(ズブロッカ等)
  • 分類:蒸留酒(スピリッツ)
  • 学名:—

由来

ロシア語で「水」を意味する “voda”(ヴォダ)に、親愛の情を込めた接尾辞が付き “vodka”(少量の水、可愛らしい水)になったとされる。

伝来

日本での本格的な製造は、1947年に寿屋(現・サントリー)が「ヘルメス・ウオッカ」を発売したのが最初期とされる。その後、1950年代にかけて国内のバー文化の発展とともに普及した。

歴史背景

起源についてはロシア説とポーランド説があり、現在も議論が分かれている。12世紀頃には薬用として存在していた記録がある。1917年のロシア革命を機に、亡命した製造者(スミノフ家など)によって製法が欧米へ伝わり、世界的なスピリッツとしての地位を確立した。

備考

「ジン」「ラム」「テキーラ」と並ぶ世界四大スピリッツの一つ。果実やハーブの香りをつけた「フレーバード・ウオッカ」もあり、製菓やカクテルのアクセントに用いられる。

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