選び方・調理法
選び方
ヘタの切り口が新しく、緑色の濃いもの、皮がつややかで肉厚、全体に張りがあるものが良質。
下処理
縦半分に切り、ヘタと種を取り除くのが基本。細切りするときは裏側から切るとよい。
調理法
油炒めや揚げ物にするとおいしく、カロテンの吸収も高まる。色と歯ざわりを生かすためには、加熱を短時間にする。
保存方法
ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する。カラーピーマンは、完熟品なので緑のものより日持ち期間は短くなる。
料理名
青椒牛肉絲(ピーマンと牛肉の炒め物)、ピーマンと鶏肉のみそ炒め、ピーマンの肉詰め煮、赤ピーマンのおひたし、赤ピーマンのマリネ、赤ピーマンのレモン漬け、ラタトゥイユ、ピーマンのサラダ、ピーマンの焼きマリネ、フライ、天ぷら、網焼きなどに。輪切りにしてピザやピザトーストのトッピングに。みじん切りしてチャーハンに使用する。
時期・特徴
国内分布
宮崎、茨城、高知、鹿児島、岩手など。
時期
通年出回る。
栄養
緑のピーマンは、β-カロテン、ビタミンCが豊富。赤ピーマンは、緑と比べるとβカロテンやビタミンCの量が2倍以上に増加する。赤い色はカプサンチンという赤色色素による。黄ピーマンのβ-カロテン量は緑に比べて少ないが、ビタミンCは、およそ2倍になる。
特徴
トウガラシのうち、一般に甘味種の品種をピーマンという。最も出回っている緑のピーマンは未熟果で、熟すに従って緑から黄、赤に変化する。赤は完熟したもので、大きさ、味わい、歯触りは緑のものと同じだが、青臭さが減り、甘みが増す。黄ピーマンは、赤とは別の品種の完熟果。ジャンボピーマンは、ベル種という大型種。オランダパプリカともよばれる。肉厚でジューシー。大きさは大人の握りこぶしぐらいになる。未熟果の色は緑で完熟するとほとんどが赤、黄、オレンジになる。
品種・由来
- 品種名:京みどり、カルフォルニア・ワンダー、エース
- 分類:ナス科トウガラシ属
- 学名:Capsicum annuum
由来
原産地は中南米。熱帯アメリカ原産のトウガラシはコロンブスによってヨーロッパに伝わり、さまざまな品種が生まれた。
日本へは明治時代に入ってから伝わったが、一般に普及したのは50年代以降。それ以前は青臭さもあって人気がなかったが、くせの少ない品種が作られたこと、食の洋風化が進んでからは健康志向の高まりとともに人気が出た。
フランス語のピマンがなまってピーマン、またはスペイン語のピミエント(pimento)がなまったという説がある。ピーマンを含むトウガラシ属の学名カプシクムは、ラテン語で「箱」「小さな箱」を意味する。ピーマンの中身が箱のように空洞で果汁がないことに由来する。

