キヌア

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選び方・調理法

選び方

粒の大きさが揃っており、色が鮮やかで乾燥が十分なものを選ぶ。湿気て固まっているものや、異混入があるものは避ける。

下処理

種子の表面に苦味成分であるサポニンが含まれているため、ボウルに入れ、水を替えながら泡が出なくなるまで指先でこするようにしてよく洗う。現在は「洗浄済み」として販売されているものも多いが、軽くすすぐことで雑味が取れ、よりクリアな味わいになる。

保存方法

湿気を嫌うため、密閉容器に入れ直射日光を避けて常温、または長期保存の場合は冷蔵庫で保存する。ゆでた後は水気を切り、小分けにして冷凍保存(約2〜3週間)が可能。

時期・特徴

国内分布

主産地はアンデス山脈沿いのペルー、ボリビア、エクアドル。国内では北海道、山梨県、上野原市などで小規模ながら栽培・研究が行われている。

時期

乾燥品として通年流通している。

栄養

「擬似穀物」と呼ばれ、非常に栄養価が高い。タンパク質を約13〜14%含み、必須アミノ酸をバランスよく含む。食物繊維、カリウム、マグネシウム、鉄分、カルシウム、葉酸が豊富で、グルテンフリー食材としても重宝される。

特徴

ヒユ科の一種で、ホウレンソウやビーツに近い植物。直径2mm程度の扁平な円形の種子を食用とする。加熱すると胚芽が環状に飛び出し、特有のプチプチとした食感とナッツのような香ばしい風味がある。

1990年代にNASAが「21世紀の主要食」として評価し、2013年には国連により「国際キヌア年」が宣言されるなど、スーパーフードとして世界的に注目されている。

品種・由来

  • 品種名:ホワイトキヌア(一般的)、レッドキヌア、ブラックキヌア
  • 分類:ヒユ科アカザ属
  • 学名:Chenopodium quinoa

由来

アンデス先住民族の言語であるケチュア語の「Kinwa(キンワ)」に由来する。

伝来

日本には1980年代から健康食品や水田転作の代替作物として導入され始めた。2010年代以降の健康志向の高まりにより、一般の小売店でも広く普及した。

歴史背景

紀元前5000年〜7000年頃からアンデス地方で食用とされ、インカ帝国時代には「穀物の母(チサヤ・ママ)」として神聖視されていた。スペインの征服者により一度は栽培が禁止され、小麦に取って代わられた歴史があるが、標高4000mの厳しい環境でも育つ強靭さから、現地の伝統食として守り継がれてきた。

備考

調理法は炊飯(米に混ぜる)、茹でてサラダやスープの具材、揚げ物の衣、製粉してパンや菓子の材料にするなど多岐にわたる。レッドやブラックはホワイトに比べ食感が強く、料理の彩りとしても活用される。

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