スウィーティー(オロブランコ)

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選び方・調理法

選び方

表面がなめらかで果皮にハリがあり、手に持ったときにずっしりと重みを感じるものを選ぶ。形が歪んでいたり、一部が極端に凹んでいたりするものは、果肉の発育にムラがある可能性があるため避けるのが望ましい。

下処理

果皮が厚いため、ナイフで上下を切り落としてから縦に切れ目を入れて剥くとスムーズである。じょうのう膜(薄皮)にはグレープフルーツ特有の苦味があるため、膜を剥いて果肉だけを取り出して食すのが一般的である。

保存方法

風通しのよい冷暗所で保存するか、乾燥を防ぐためポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する。ただし、5℃以下の低温で長時間保存すると、皮に斑点が出るなどの低温障害を起こし、風味が損なわれることがあるため注意を要する。

時期・特徴

国内分布

日本国内での商業栽培はほとんど行われておらず、流通品の多くはイスラエル産やアメリカ(カリフォルニア州)産、オーストラリア産などの輸入果実である。

時期

輸入時期は産地により異なるが、主産地のイスラエル産は11月〜2月頃、カリフォルニア産(オロブランコ)は12月〜4月頃に出回る。

栄養

ビタミンC、カリウム、食物繊維を豊富に含む。また、炭水化物(糖質)を含み、グレープフルーツと同様にナリンギンなどのポリフェノールも含まれるとされる。

特徴

グレープフルーツとブンタン(ポメロ)を交配させた柑橘。グレープフルーツと同等のサイズだが、果皮が非常に厚いため可食部はやや少ない。最大の特徴は酸味が極めて少なく、際立った甘味を感じることにある。果皮は完熟しても緑色が残ることが多いが、時期が深まると黄色みがかる。種子がほとんどないため調理や生食に適している。

品種・由来

  • 品種名:オロブランコ(商品名:スウィーティー、メロゴールド等)
  • 分類:ミカン科ミカン属
  • 学名:Citrus paradisi × Citrus maxima

由来

正式な品種名は「オロブランコ(Oroblanco)」であり、スペイン語で「白い金」を意味する。イスラエル産が「スウィーティー(Sweetie)」という商品名で輸出され、日本国内で広く浸透した。

伝来

1990年代初頭にロッテの「スウィーティーガム」などの清涼飲料や菓子を通じてその名前が爆発的に普及した。その後、生果実の輸入が本格化し、冬から春先にかけてのデザート用果実として定着した。

歴史背景

1958年にカリフォルニア大学リバーサイド校において、無酸ブンタン(ポメロ)と4倍体グレープフルーツを交配して育成され、1980年に発表された。なお、「メロゴールド」はオロブランコの姉妹品種であり、より果実が大きく、果皮が黄色くなりやすい特徴を持つ別の品種である。

備考

グレープフルーツの血統を引くため、特定の医薬品(血圧降下剤等)との飲み合わせに注意が必要な成分(フラノクマリン類)が含まれている点に留意する。

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