はるか

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選び方・調理法

選び方

果皮に張りがあり、手に持ったときにずっしりと重みを感じるものを選ぶ。果皮の黄色が濃くなり、表面に「油上がり」と呼ばれる特有のベタつきが出ているものは熟期が進んでおり甘みが強い。果梗(軸)が太く、枯れていないものが新鮮。

下処理

水洗いしてそのまま皮ごと食べるか、皮をむいて好みの大きさに切り分ける。蜜が入りやすいため、芯の周辺に透明感がある場合はそこが最も甘い。変色を防ぐには、切った後に薄い塩水にくぐらせるとよい。

保存方法

乾燥を防ぐためポリ袋に入れて密閉し、冷蔵庫の野菜室で保存する。リンゴから出るエチレンガスが他の野菜の鮮度を落とすため、必ず袋を密閉すること。比較的貯蔵性に優れるが、蜜が入ったものは長持ちしにくいため早めに消費する。

時期・特徴

国内分布

岩手県が主産地であり、次いで宮城県、長野県、秋田県などで栽培されている。

時期

収穫は11月上旬から下旬にかけて。市場には収穫直後から1月頃まで流通し、貯蔵されたものが早春まで出回ることもある。

栄養

食物繊維(ペクチン)やカリウムを豊富に含む。果皮にはプロシアニジンなどのリンゴポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が期待できる。

特徴

「ゴールデンデリシャス」の自然交配種子から育成された黄色いリンゴ。果実は300g前後で円錐形。糖度が非常に高く、酸味が少ないため際立った甘さを感じる。果肉は硬めで緻密な食感があり、高い確率で「蜜」が入るのが大きな特徴。黄色いリンゴの中でもトップクラスの食味を誇る。

品種・由来

  • 品種名:はるか
  • 分類:バラ科リンゴ属
  • 学名:Malus domestica

由来

本品種を育成した横田清氏(岩手大学名誉教授)の孫の名前にちなんで命名された。

伝来

1977年に岩手大学農学部の附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センターにおいて、ゴールデンデリシャスの自由交配種子を播種し、そこから選抜された日本固有の品種。

歴史背景

1977年の交配以降、長年にわたり選抜・育成が進められ、1998年に育成を完了。2002年(平成14年)に品種登録された。岩手県では、糖度や蜜の入り具合を光センサーで厳選した最高級品を「冬恋(ふゆこい)」というブランド名で出荷し、高付加価値化を図っている。

備考

黄色いリンゴは、赤いリンゴに不可欠な「着色管理(葉摘みや玉回し)」という重労働を大幅に軽減できるため、生産者の高齢化が進む中で栽培面積が拡大している。

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