海ブドウ(クビレズタ)

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選び方・調理法

選び方

房の粒が細かく密生しており、全体にツヤと張りのある濃い緑色のものを選ぶ。黄色っぽく変色しているものや、粒がしぼんでいるものは鮮度が落ちているため避ける。

下処理

食べる直前にさっと水洗いする。長時間水に浸すと浸透圧の影響で粒が萎縮し、特有の食感が損なわれるため注意が必要。また、ドレッシングや醤油などの調味液に浸すとすぐにしぼんでしまうため、食べる直前にかけるか、小皿に取ったタレに付けて食すのが一般的である。

保存方法

冷蔵保存は厳禁。 低温に弱く、10℃以下になると粒が萎縮してしぼんでしまう。パックのまま、もしくは新聞紙などで包んで日光を避けた涼しい場所(15〜25℃前後)で常温保存する。

時期・特徴

国内分布

沖縄県を中心に、南西諸島に自生。現在流通しているものの多くは沖縄県内(宮古島、久米島、本島など)での養殖品である。

時期

養殖技術の確立により通年流通しているが、本来の旬は春から初夏にかけてとされる。

栄養

カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル分を豊富に含む。また、食物繊維やβ-カロテン、ビタミンK、ヒアルロン酸の保持を助ける多糖類なども含まれており、低カロリーで栄養価の高い食材とされる。

特徴

正式名称を「クビレズタ」というイワズタ科の海藻。匍匐茎(ほふくけい)から立ち上がる直立茎に、直径2mm程度の球状の小枝が密生する。その形状から「海ブドウ」や「グリーンキャビア」と称される。プチプチとはじける食感と、噛むと広がるほのかな磯の香りと塩味が最大の特徴。

品種・由来

  • 品種名:クビレズタ(海ブドウ)
  • 分類:イワズタ科イワズタ属
  • 学名:Caulerpa lentillifera J.Agardh

由来

形状がブドウの房に見えることから「海ブドウ」と呼ばれる。学名の lentillifera は「レンズ豆(lentil)を持つ」という意味に由来し、粒の形状を表現している。

伝来

沖縄県内では古くから自生していたものが食用とされていたが、かつては地元消費が中心の希少な食材であった。

歴史背景

1990年代に沖縄県水産試験場などで養殖技術が確立されたことにより、生産量が安定し全国的に流通するようになった。現在では沖縄を代表する特産品として定着している。

備考

和名の「クビレズタ(括蔦)」は、球状の粒の付け根部分がくびれていることに由来する。

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