グレープフルーツ

Contents

選び方・調理法

選び方

果皮の色づきが均一で、表面になめらかなツヤと張りがあり、手に持ったときにずっしりと重量感があるもの(果汁が多い証拠)を選ぶ。

白肉系(マーシュ等):果皮が鮮やかな黄色で、形が整っているもの。

赤肉系(ルビー等):果皮の一部が赤みがかっているものは熟度が高く、甘みが強い傾向にある。

※寒害を受けたものは、果肉の水分が抜けたり苦みが強まったりすることがあるため注意が必要。

下処理

半分に切ってから専用のギザ刃スプーンですくうのが一般的。料理やデザートに使用する場合は、上下を切り落としてから包丁でリンゴのように厚めに皮を剥き、薄皮(じょうのう膜)の間に包丁を入れて房取りにする。

保存方法

乾燥を避けるためポリ袋に入れ、冷暗所または冷蔵庫の野菜室(3sim5℃前後)で保存する。輸入果実はポストハーベスト(防カビ剤)が使用されていることが多いため、皮を利用する場合は特によく洗浄する。

時期・特徴

国内分布

主な輸入元はアメリカ(フロリダ州、カリフォルニア州)、南アフリカ、イスラエルなど。日本では気候の適性の問題から商業的な大規模栽培は極めて少なく、流通のほとんどを輸入果実が占める。

時期

通年流通している。

フロリダ産:11月〜5月頃(品質が高く、ジューシーな時期)

南アフリカ産:6月〜10月頃

カリフォルニア産:4月〜8月頃

栄養

ビタミンCを豊富に含み、1個で1日に必要な摂取量をほぼ補える。酸味成分のクエン酸は疲労回復に役立ち、独特の苦み成分「ナリンギン」には食欲抑制や抗酸化作用があるとされる。赤肉系にはリコピンも含まれる。

特徴

甘味・酸味・苦味のバランスが取れた爽やかな風味が特徴。果肉の色によって「ホワイト(白肉種)」と、リコピンを含む「ルビー(赤肉種)」に大別される。果汁が豊富で種子が少なく、生食のほかジュースやカクテル、ゼリーなど幅広く加工される。

品種・由来

  • 品種名
  • 品種名:マーシュ(白肉・種なし)、ルビー(赤肉・種なし)、スタールビー、ダンカン(種あり)、トムソン
  • 分類:ミカン科ミカン属
  • 学名:Citrus times paradisi

由来

果実がブドウ(Grape)のように1本の枝に房状に実る様子から、19世紀初頭にジャマイカで「グレープフルーツ」と命名された。

伝来

日本へは大正初期(1915年頃)に導入されたが、当時の日本人の嗜好や気候の関係で定着しなかった。1971年(昭和46年)の輸入自由化を機に、一般的な果物として広く普及した。

歴史背景

18世紀の西インド諸島バルバドス島において、ブンタン(ポメロ)とスイートオレンジが自然交雑して誕生したとされる。その後、フロリダに渡ってから商業的な生産・品種改良が急速に進んだ。

備考

【重要】 グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類は、一部の血圧降下剤などの医薬品の代謝を妨げ、薬の作用を強めすぎる(副作用が出やすくなる)相互作用がある。服用中の場合は医師や薬剤師への確認が必要。

※近縁種の「スイーティー(オロブランコ)」は、ブンタンとグレープフルーツの交配種。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェア頂けると嬉しいです! I would appreciate if you could share!
Contents