チェリモヤ

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選び方・調理法

選び方

果皮が鮮やかな緑色からやや褐色味を帯び、表面を軽く押して弾力を感じるようになった頃が食べ頃である。果梗(ヘタ)の周囲にひび割れが見え始め、特有の芳香が強くなったものも完熟の目安となる。

下処理

半分または縦4等分に切り、スプーンですくって食べるのが一般的。黒く硬い種子は、わずかではあるがアルカロイド系の毒性を含むため、噛み砕いたり飲み込んだりせず、必ず取り除く。

保存方法

未熟な緑色のものは、乾燥を防ぎつつ15〜20℃前後の室温で追熟させる。完熟後は傷みが早いため、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管し、2〜3日以内に消費する。

時期・特徴

国内分布

和歌山県(海南市など)でハウス栽培が行われているほか、愛知県や静岡県でも僅かに栽培が見られる。市場流通の多くはチリやアメリカ(カリフォルニア)からの輸入品である。

時期

国産の露地・ハウス物は主に10月〜12月頃。輸入品は北半球産(アメリカ等)が11月〜6月頃、南半球産(チリ等)が10月〜1月頃に流通する。

栄養

カリウムを豊富に含み、ビタミンC、ビタミンB6、食物繊維、葉酸を多く含有する。

特徴

マンゴー、マンゴスチンと共に「世界三大美果」の一つに数えられる。果肉は乳白色のクリーム状で、強い甘みとパイナップルやバナナを思わせる芳香があり、「森のカスタード」と称される。

品種・由来

品種

  • 品種名:ベイズ、ブース、チニフィ、デリシオーサ、スペイン、ハニースィート など
  • 分類:バンレイシ科バンレイシ属
  • 学名:Annona cherimola Mill.

由来

ケチュア語で「冷たい(chiri)」と「種子(muya)」を意味する「chirimoya」に由来する。これは、アンデス山脈の標高が高い冷涼な地域で自生していたことにちなむ。

伝来

日本へは明治初期に導入された記録があるが、本格的な栽培研究は1980年代に和歌山県などで開始された。

歴史背景

南米アンデス山脈の標高1,500〜2,000m付近が原産。インカ帝国の時代から食用とされていた歴史があり、18世紀以降にスペインを経由して世界各地の熱帯・亜熱帯地域へと広まった。

備考

近縁種のバンレイシ(釈迦頭)とチェリモヤを掛け合わせた「アテモヤ」も、同様にカスタードアップルの一種として国内で流通している。

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