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そば

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選び方・調理法

選び方

生麺は色が鮮やかで香りが高く、表面が乾燥していないものを選ぶ。乾麺は折れやひび割れがなく、そば粉の配合比率が高いもの(パッケージの原材料表示の先頭にそば粉があるもの)ほど風味が強い。

下処理

大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、麺が踊るようにゆでる。ゆで時間は太さや十割、二八などの配合によって異なるため表示に従う。ゆで上がり後は素早く冷水(氷水が理想)でもみ洗いし、表面のぬめりを取り、芯まで冷やすことで特有のコシと喉越しが生まれる。

保存方法

生麺は乾燥と酸化を防ぐため密閉して冷蔵し、当日中に消費するのが望ましい。乾麺は湿気と直射日光を避け、温度変化の少ない常温で保存する。ゆでた後は時間経過とともに食感が損なわれるため、速やかに提供する。

時期・特徴

国内分布

全国。特に信州(長野)、戸隠(長野)、出雲(島根)、わんこ(岩手)、越前(福井)などが名産地として知られる。

時期

通年。特に10月〜11月頃に収穫されるものは「新そば」と呼ばれ、最も香りが高く珍重される。

栄養

炭水化物が主体だが、植物性タンパク質も豊富で、必須アミノ酸のリジンを多く含む。ビタミンB1、B2、および毛細血管を強化するポリフェノールの一種「ルチン」を含有する。ルチンは水溶性のため、ゆで汁である「そば湯」にも溶け出している。

特徴

タデ科のソバの種実を挽いた粉を主原料とする。粉の挽き方により、中心部の白い粉を用いた「更科そば」から、外皮まで挽き込んだ「田舎そば」まで多様。小麦粉をつなぎに用いるのが一般的で、配合比により「二八(そば粉8:小麦粉2)」や、そば粉のみの「十割(とわり)」などに分類される。

品種・由来

  • 品種名:信州そば、出雲そば、更科そば、田舎そば、十割そば
  • 分類:めん類(そば類)
  • 学名:Fagopyrum esculentum

由来

古くは「そばがき」などの形態で食されていたが、麺状にしたものを区別して「そば切り」と呼ぶようになった。これが略され、現在は単に「そば」と呼ばれる。

伝来

諸説あるが、高知県の遺跡からソバのプランクトンが見つかっており、縄文時代には既に伝来していたとされる。麺状の「そば切り」としての形態は、16世紀末から17世紀初頭(安土桃山時代〜江戸時代初期)に成立したとされる。

歴史背景

江戸時代中期には、江戸を中心に「そば屋」が爆発的に普及した。うどんに比べて短時間でゆでられることや、ビタミンB1不足による「江戸患い(脚気)」の予防に効果があるとして、庶民から広く愛されるファストフードとして定着した。

備考

原材料はそば粉、小麦粉、水。地域によっては「布海苔(ふのり)」や「山芋」、「卵」をつなぎに用いる。代表的な料理は、冷やして食べる「ざる・もり」、温かい汁で食べる「かけ・天ぷら・鴨南蛮」など。ゆで汁の「そば湯」を飲む習慣は、信州地方から江戸に伝わったとされる。

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