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コッペパン

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選び方・調理法

選び方

表面にツヤと適度な弾力があり、乾燥によるシワが寄っていないものを選ぶ。焼き色が均一で、手にした時にふんわりと柔らかいものが良質である。

下処理

そのまま食すほか、中央に水平または垂直に切り込みを入れ、ジャム、バター、惣菜などを挟んでサンドイッチにする。軽くオーブントースターで温めると、表面の香ばしさと中のふんわりとした食感が際立つ。また、油で揚げて砂糖やきな粉をまぶす「揚げパン」への調理も一般的である。

保存方法

乾燥を避けるためポリ袋に入れ、直射日光や高温多湿を避けた常温で保存する。翌日以降に食す場合は、1個ずつラップで包んで密閉袋に入れ、冷凍保存するのが望ましい。

時期・特徴

国内分布

日本全国(製パンメーカー、ベーカリー、学校給食、専門店など)。

時期

通年。

栄養

炭水化物が主成分であり、効率の良いエネルギー源となる。タンパク質や脂質も含まれ、微量成分として葉酸や銅などが含まれる。学校給食用の製品では、児童の栄養バランスを考慮し、ビタミンや鉄分、カルシウムが強化されている場合も多い。

特徴

小麦粉、マーガリン(またはショートニング)、脱脂粉乳、イースト、砂糖、食塩を原料とする、日本独自の発展を遂げたパンである。底面が平らで細長い紡錘形をしており、食感は非常に柔らかい。米国でホットドッグに用いられるバンズ(Hot dog buns)と形状は似ているが、日本のコッペパンは一回り大きく、やや甘みのある配合が特徴とされる。

品種・由来

品種

  • 品種名:コッペパン
  • 分類:菓子パン・調理パン用生地(セミリッチパン)
  • 学名:なし(主原料:小麦 Triticum aestivum)

由来

諸説あるが、フランス語で「切られた」を意味する「coupé(クーペ)」に由来する説が有力。また、焼成前に生地に入れる切れ目「coupe(クープ)」からとする説や、戦前に硬いフランスパンを「コッペー」と呼んでいた名残とする説もある。

伝来

1913年(大正2年)、米国でパン作りを学んだ田辺玄平が東京で創業した「丸十製パン」が元祖とされる。1919年(大正8年)に陸軍糧食用として、携帯しやすく具材を挟みやすい形状のパンとして開発・採用されたことで普及の足掛かりとなった。

歴史背景

太平洋戦争中から戦後にかけて、米軍から放出された小麦粉と脱脂粉乳を用いたパンが配給品となり、1950年代からは学校給食の主食として定着した。昭和期の食体験を象徴するパンとして知られるが、近年では具材にこだわった「コッペパン専門店」が登場するなど、再評価が進んでいる。

備考

原材料:小麦粉、マーガリン(またはショートニング)、砂糖、脱脂粉乳、イースト、食塩、パン酵母、イーストフード等。近年では添加物を抑えた無添加処方のものや、全粒粉を使用した製品も見られる。

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