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ワサビ

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選び方・調理法

選び方

根茎が太く、全体に張りがあり、重みを感じるものを選ぶ。表面のイボ(節)の間隔が詰まっているものが良質。黒い斑点があるものは、内部に「黒芯症」などの病変がある可能性があるため避ける。

下処理

タワシなどで表面を軽く洗い、水気を拭き取る。茎を一本ずつ外側に折るようにして取り除き、茎が付いていた側(頭の方)から、きめの細かいおろし器(サメ皮おろし等)で円を描くようにゆっくりすり下ろすと、細胞が細かく壊れて香りと辛味が最大限に引き出される。

保存方法

乾燥を防ぐため、濡らしたペーパータオルで包んでからラップをし、冷蔵庫で立てて保存する。また、コップなどの容器に少量の水を入れ、根茎の先を浸して冷蔵(水は毎日替える)すれば、1ヶ月程度保存可能。

時期・特徴

国内分布

静岡県、長野県、岩手県、島根県など。清流を利用する「沢ワサビ」と、畑で栽培する「畑(はた)ワサビ」がある。

時期

根茎は通年流通するが、最も品質が安定し、辛味と甘味のバランスが良くなるのは11月〜2月の冬季とされる。花や葉、茎は1月〜4月頃の春先に多く出回る。

栄養

ビタミンC、カリウム、カルシウムを豊富に含む。特有の辛味成分アリルイソチオシアネート(アリル芥子油)には、強力な抗菌・殺菌作用、抗カビ作用、消化促進作用、血栓予防作用があるとされる。

特徴

日本原産のアブラナ科植物。食用とするのは主に「根茎(こんけい)」の部分である。爽やかな芳香と、鼻に抜けるような刺激的な辛味が特徴。沢ワサビは主に生食用として、畑ワサビは主に茎や葉を加工用(わさび漬け等)として利用される。

品種・由来

  • 品種名:真妻(まづま)、ダルマ、三宝(さんぽう)、みどり、島根3号
  • 分類:アブラナ科ワサビ属
  • 学名:Eutrema japonicum (Miq.) Koidz.(旧学名:Wasabia japonica)

由来

「ワサビ」の語源は、悪(わる)障(さわ)り(強い刺激)があることから「ワサハヒ」と呼ばれた説や、生(わさ)なる蛇(へび)(若々しい蛇のような形)に由来する説など諸説ある。

伝来

日本原産。飛鳥時代の木簡や、平安時代の『本草和名』『和名類聚抄』にもその名が見られ、古くから自生していたものを薬用や食用として利用してきた。

歴史背景

江戸時代、静岡県有東木(うとうぎ)の住民が自生していたワサビを栽培したのが始まりとされる。これを徳川家康に献上したところ、その味と葉の形が徳川家の紋「三つ葉葵」に似ていることから、門外不出の品として保護されたという逸話がある。江戸中期に握り寿司や蕎麦が流行すると、薬味として一般にも普及した。

備考

辛味の生成:細胞内に含まれるシニグリンが、すり下ろすことで酵素ミロシナーゼと反応し、辛味成分アリルイソチオシアネートに変化する。

セイヨウワサビとの違い:市販の練りわさびの多くは、安価で辛味の強いセイヨウワサビ(ホースラディッシュ)を主原料としている。本わさび(日本産)は辛味の中にほのかな甘味と粘りがあるのが特徴である。

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