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チャイブ

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選び方・調理法

選び方

葉先までピンとハリがあり、鮮やかな緑色のものを選ぶ。黄色く変色しているものや、しなびているものは避ける。香味が繊細なため、切り口が乾燥していない新鮮なものが良品。

下処理

軽く水洗いし、水気を完全に拭き取る。金属の包丁で叩くように切ると切り口から酸化して風味が落ちるため、切れ味の良い包丁やハサミで「切る」ように扱うのがコツ。加熱しすぎると香りが飛ぶため、仕上げに加えるのが一般的。

保存方法

乾燥に非常に弱いため、濡らしたペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存する。長期保存の場合は、刻んでバターに練り込む「ハーブバター」や、密閉袋での冷凍保存(凍ったまま使用)が適している。

時期・特徴

国内分布

全国各地で栽培可能。主な産地は千葉県、静岡県などの関東近郊や東北地方。家庭菜園でも育てやすく、広く普及している。

時期

通年流通しているが、露地栽培の旬は春(4月〜6月)と秋。

栄養

β-カロテン、ビタミンC、カリウムなどを含む。硫化アリル(アリシン)を含有し、消化促進や食欲増進の効果が期待されるが、一度の摂取量が少ないため、主に彩りと香りを楽しむ用途となる。

特徴

ヒガンバナ科ネギ属(旧ユリ科)の多年草。和名はセイヨウアサツキ。一般的なネギやアサツキに比べて硫黄化合物特有の刺激臭や辛味が穏やかで、上品な香りが特徴。フランス料理の「フィーヌ・ゼルブ(微塵切りにした混合ハーブ)」には欠かせない素材。

品種・由来

  • 品種名:グロロー、スターター、ポリビット(大葉種)、中細種、細葉種
  • 分類:ヒガンバナ科ネギ属(旧ユリ科)
  • 学名:Allium schoenoprasum

由来

英語の「Chives(チャイブ)」は、ラテン語で「ネギ」を意味する “cepa” がフランス語の “cive” を経て変化したもの。フランス語では「Ciboulette(シブレット)」と呼ばれる。

伝来

日本在来のアサツキとは近縁種だが、西洋料理で使われる「チャイブ」としての導入は明治時代以降とされる。一般家庭やレストランに広く浸透したのは1970年代のハーブブーム以降。

歴史背景

原産地はユーラシア大陸から北米にかけてと広く、中世ヨーロッパでは既に薬用・食用として栽培されていた。ネギ属の中で最も広く分布する種の一つであり、その繊細な風味から「洗練されたネギ」として西洋料理のスタンダードとなった。

備考

アサツキ(A. schoenoprasum var. foliosum)はチャイブの変種とされ、日本に自生する。外観は酷似するが、アサツキは夏に休眠して地上部が枯れるのに対し、チャイブは初夏に開花し、寒冷地以外では冬も緑を保つ性質がある。

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