選び方・調理法
選び方
瓶の中の液体が分離しておらず、色が鮮やかなものを選ぶ。経年劣化により茶褐色に変色しているものは、風味や辛味が落ちている可能性があるため避けるのが望ましい。
下処理
使用前によく振って、沈殿している成分を均一に混ぜる。辛味が非常に強いため、一度に大量に使用せず、数滴ずつ加えて味を調整する。
保存方法
未開封時は直射日光や高温多湿を避け、常温で保存する。開封後は、風味の劣化や酸化を防ぐため、密閉して冷蔵庫で保管することが推奨される。
時期・特徴
国内分布
全国。主に輸入品が流通しているが、近年では国内産のトウガラシを用いた自家製や地産品も存在する。
時期
通年。
栄養
主な成分はナトリウム、ビタミンA、鉄分など。ただし、一度の使用量が極めて少量であるため、栄養摂取を目的とする性質の食品ではない。
特徴
トウガラシの果実、酢、塩を主な原料とし、それらを混ぜ合わせて発酵・熟成させた液体の調味料。トウガラシの種類や配合により、ハラペーニョソース、ハバネロソースなど多様なバリエーションが存在する。代表的な製品である「タバスコ」は、米国マキルヘニー社の登録商標であるが、日本では辛味調味料(ホットソース)の代名詞として広く認知されている。なお、インドネシアの「サンバル」やメキシコの「サルサ」も広い意味ではチリソースの類縁にあたる。
品種・由来
- 品種名:ホットソース(辛味調味料)
- 分類:調味料・香辛料類
- 学名:―
由来
英語の「chili pepper(トウガラシ)」を原料としたソースであることに由来する。
伝来
1940年代後半、第二次世界大戦後のアメリカ進駐軍によって日本に持ち込まれたとされる。1970年代にはアントニオ猪木氏が設立した「アントン・トレーディング」が日本総代理店となり、販売網を拡大したことで広く普及した。その後、宅配ピザの普及や「激辛ブーム」を経て、日本の食卓に定着した。
歴史背景
タバスコソースは、1868年(1865年説もあり)にアメリカ合衆国ルイジアナ州エイブリー島の判事エドマンド・マキルヘニーによって考案された。南北戦争後の食糧難の時代に、単調な食事に風味を添える目的で作られたのが始まりとされる。
備考
タバスコソースの原料となる「タバスコペッパー」は、トウガラシ属の中でもキダチトウガラシ(Capsicum frutescens)の一種であり、一般的な鷹の爪(Capsicum annuum)とは分類が異なる。

