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ブドウ油(グレープシードオイル)

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選び方・調理法

選び方

淡い緑色、または透明度の高い黄色で、沈殿物のないものを選ぶ。光に当たると劣化しやすいため、遮光性のある瓶に入ったものが望ましい。また、化学溶剤を使わずに搾油された「圧搾法」の製品は、ブドウ本来の微かな風味と栄養素が残りやすいため、料理の仕上げに適している。

下処理

粘度が低く非常にサラサラとしており、素材に油が絡みすぎないため、マリネや和え物を軽く仕上げるのに向く。発煙点が高く(約250℃)、加熱しても煙が出にくいため、炒め物やステーキの焼き油、揚げ物にも利用可能である。無味無臭に近いため、製菓においてバターの代用としても重宝される。

保存方法

多価不飽和脂肪酸を多く含むため、酸化の進行は比較的早い。直射日光を避け、冷暗所に保存する。開封後は酸化を防ぐため密栓を徹底し、2ヶ月程度を目安に使い切る。

時期・特徴

国内分布

原料となるブドウ種子の大部分は、ワイン生産が盛んなフランス、イタリア、スペイン、チリなどからの輸入に依存している。国内でもワイナリーが点在する山梨県などで、地産地消的に少量が生産される場合がある。

時期

通年。

栄養

必須脂肪酸であるリノール酸(オメガ6系)を約65〜70%と豊富に含む。また、抗酸化作用を持つビタミンE(トコフェロール)や、ブドウ特有のポリフェノール(プロアントシアニジン等)を含有している。コレステロールゼロであり、健康志向の調理油として支持されている。

特徴

ワインの製造過程で発生する大量のブドウの搾りかす(果皮・種子)から、種子のみを分別して搾油される。ブドウの種子に含まれる油分は10%程度と非常に少なく、1本の油を作るために大量のブドウを必要とする。油特有のしつこさがなく、食べた後も口の中がべたつかない非常に軽快な口当たりが最大の特徴である。

品種・由来

  • 品種名:ヨーロッパブドウ
  • 分類:ブドウ科ブドウ属
  • 学名:Vitis vinifera L.

由来

ブドウ(Grapeseed)の種子から採取される油であることに由来する。

伝来

日本へはワイン文化の普及とともに、1970年代以降にイタリア料理やフランス料理の広まりに合わせて導入された。

歴史背景

古くからヨーロッパのワイン産地では、廃棄される種子から油を搾る試みが行われてきた。本格的な食用油として普及したのは20世紀に入り、精製技術が向上してからである。資源を無駄にしない「循環型」の生産背景を持つ油脂としても知られる。

備考

他の植物油と比較して、調理後の鍋やフライパンにこびりつく「油汚れ」が落ちやすいという特徴もある。また、肌への浸透性が良いため、食用だけでなく化粧品やマッサージオイルのベースとしても広く利用されている。

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