選び方・調理法
選び方
表面が滑らかで傷や傷みがなく、局所的に柔らかくなっていないものがよい。全体を優しく包み込むように持ち、少し弾力を感じるものが食べ頃とされる。
下処理
表面を軽く水洗いし、皮を剥いてカットする。あるいは半分に切り、スプーンで果肉をすくう。ゼラチンを使ったゼリーなどに調理する場合は、タンパク質分解酵素の働きにより固まりにくくなるため、あらかじめ果肉を加熱処理する必要がある。
保存方法
硬く熟していないものは室温に置いて追熟させる。追熟を早めたい場合は、リンゴやバナナと一緒にポリ袋に入れるとよい。食べ頃になったものは乾燥を防ぐためポリ袋に入れ、冷蔵庫(野菜室)で保存する。
時期・特徴
国内分布
愛媛県、福岡県、和歌山県、香川県、佐賀県など。
時期
国産は10月~4月頃、ニュージーランド産は4月~12月頃に出回り、年間を通して流通している。
栄養
ビタミンCは緑肉種の約2倍含まれるとされる。食物繊維は緑肉種の方がやや多い。それ以外のカリウムやビタミンEなどの栄養成分は緑肉種と大きな差はない。
特徴
果肉が黄色いキウイフルーツの総称。緑肉種に比べて酸味が少なく甘味が強いため、広く好まれる。外観の特徴として、緑肉種よりも果皮の産毛(毛茸)が少ない、あるいは無いものが多く、先端が尖った形状の品種もある。
品種・由来
- 品種名:サンゴールド、ゼスプリゴールド(ホート16A)、さぬきゴールド、東京ゴールド、ゴールデンイエロー、魁蜜(かいみつ)など
- 分類:マタタビ科マタタビ属
- 学名:Actinidia chinensis
由来
中国原産のシナサルナシ(オニマタタビ)を原種とし、ニュージーランドなどで交配・品種改良されたものとされる。
伝来
キウイフルーツ自体は1960年代に日本へ導入された。黄肉種は1990年代後半にニュージーランドから輸入が開始され、その後、日本国内でも独自の品種開発や栽培が進められた。
歴史背景
1990年代後半にニュージーランドのゼスプリ社が開発した「ゼスプリゴールド(ホート16A)」が世界的に普及した。しかし、2010年代初頭にキウイフルーツかいよう病(PSA)が猛威を振るい甚大な被害を受けたため、病害に強い新品種として開発されていた「サンゴールド」が2012年から販売開始され、急速に代替・普及した。
備考
タンパク質分解酵素(アクチニジン)を含むが、一般的に緑肉種よりも含有量は少ないとされる。キウイフルーツは食物アレルギーの原因物質(特定原材料に準ずるもの)に指定されており、摂取によりアレルギー反応を引き起こす場合があるため、提供の際は注意が必要である。

