ブルーベリー

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選び方・調理法

選び方

粒の大きさが揃い、皮に張りがあるもの。表面に「ブルーム」と呼ばれる白い粉が均一に付いているものが新鮮な証拠。果実の付け根まで濃い青紫色に色付いているものを選び、赤みが残るものや、パックの底に果汁が漏れているものは避ける。

下処理

食べる直前にボウルに溜めた水で優しく洗う。強い水流は皮を傷めるため避ける。生食のほか、加熱すると細胞が壊れて色素と風味が出やすくなるため、ソースやジャムにする際は少量のリキュールやレモン汁を加えると発色が良くなる。

保存方法

水気に弱いため、洗わずに乾燥を防ぐ容器やポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存する。生食の目安は2〜3日。長期保存する場合は、洗って水気を完全に拭き取った後、密閉袋に入れて冷凍する。冷凍することで細胞が壊れ、加熱調理時に味が染み出しやすくなる。

時期・特徴

国内分布

主な産地は長野県、茨城県、東京都など。現在は寒冷地向けのハイブッシュ系から暖地向けのラビットアイ系まで、日本各地で栽培されている。

時期

国産の旬は6月下旬〜8月頃。

輸入品は、北半球のアメリカ・カナダ・中国産が5月〜10月頃、南半球のチリ・ニュージーランド産が11月〜4月頃に流通し、通年入手が可能。

栄養

抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「アントシアニン」が豊富。視機能の改善や眼精疲労の緩和に効果があるとされる。また、不溶性食物繊維を多く含み、整腸作用も期待できる。ビタミンEやマンガンも比較的多く含まれる。

特徴

ツツジ科特有の爽やかな酸味と甘みが特徴。熟すと果皮に含まれるアントシアニンにより濃い青紫色になる。表面のブルームは果実自らが乾燥を防ぐために分泌する天然成分であり、人体に無害である。

品種・由来

  • 品種名・分類・学名
  • 品種名:

ハイブッシュ系:ブルークロップ、バークレイ、スパルタン、デューク

ラビットアイ系:ティフブルー、ウッダート、ホームベル

ローブッシュ系:野生種(主に北米での加工用。日本での栽培は稀)

  • 分類:ツツジ科スノキ属
  • 学名:Vaccinium spp.

由来

果実が熟すと美しい青紫色(ブルー)になることから「ブルーベリー」と名付けられた。スノキ属(Vaccinium)のうち、北米原産の特定の数種とその交雑種を指す。

伝来

日本には1951年(昭和26年)に農林省農業技術研究所(当時)がアメリカから導入したのが始まり。当初は家庭果樹としての普及だったが、1970年代から東京都小平市などで日本初の商業栽培が開始された。

歴史背景

北アメリカの先住民が古くから食用や薬用として野生種を利用していた。20世紀初頭にアメリカのエリザベス・ホワイトとフレデリック・コビルによって品種改良が始まり、栽培果樹としての歴史が築かれた。

備考

ラビットアイ系の名は、果実が熟す前にウサギの目のように赤くなることに由来する。

アントシアニンは熱に比較的強いため、ジャムや焼き菓子にしても栄養成分が損なわれにくい。

生ハムの塩気やブルーチーズの独特な風味とも相性が良く、近年は肉料理のソースとしての利用も一般的である。

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