ピーナッツ/落花生

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選び方・調理法

選び方

殻付きのものは、表面の網目模様がはっきりしており、振ったときに音がせず重みがあるものを選ぶ。むき身の場合は、粒が揃っていて皮の色が鮮やかであり、酸化した油臭がないものが良品。

下処理

生の状態では食べられないため、殻ごとあるいは中身を「煎る」「茹でる」工程が必要。生落花生を塩茹でにする場合は、収穫直後の新鮮なものを使用し、30〜50分ほど茹でてそのまま冷ますと味がなじむ。

保存方法

脂質が多く酸化しやすいため、密閉容器に入れて直射日光を避け冷暗所で保存する。長持ちさせるには殻付きのまま乾燥させ、湿度を避ける。茹でたものは傷みが早いため、冷蔵または冷凍保存が必須。

時期・特徴

国内分布

国内産は千葉県が全国の生産量の約8割を占め、次いで茨城県、神奈川県などで栽培。流通の多くは中国、アメリカ、ブラジル、南アフリカ等からの輸入品である。

時期

収穫期は9月〜10月頃。新豆が出回るのは秋だが、乾燥・焙煎されたものは通年流通する。

栄養

成分の約半分が脂質で、オレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が主。タンパク質やビタミンE、ビタミンB群(ナイアシン、葉酸等)も豊富。赤茶色の渋皮にはポリフェノールの一種であるレスベラトロールが含まれる。

特徴

マメ科の一年草で、受粉後に花の付け根(子房柄)が地中へ伸び、土の中で結実するという珍しい生態を持つ。これが「落花生」の名の由来。世界的には搾油用やピーナッツバターとしての利用が多いが、日本では煎り豆や茹で豆として直接食す文化が根強い。

品種・由来

  • 品種名:千葉半立(ちばはんだち)、ナカテユタカ、Qなっつ、郷の香、おおまさり
  • 分類:マメ科ラッカセイ属
  • 学名:Arachis hypogaea L.

由来

英名「Peanuts」は、マメ科(Pea)でありながらナッツ(Nuts)のような食感を持つことに由来。和名の「落花生」は、花が落ちてから地中に生まれるその生態を漢字で表したもの。

伝来

東アジアへは16世紀に伝わり、日本へは江戸時代の宝永年間(1706年頃)に中国(当時の「唐」)から持ち込まれたため「南京豆(なんきんまめ)」とも呼ばれた。明治時代に入り、政府の勧農政策によって千葉県を中心に全国へ普及した。

歴史背景

原産地は南米(アンデス山脈東麓)とされ、紀元前2000年以上前のペルーの遺跡から種子が発見されている。15世紀の大航海時代にスペイン人によってヨーロッパへ運ばれ、その後アフリカ、アジア、そして北米へと世界中に伝播した。

備考

強力なアレルゲンとなり得るため、食品表示法により特定原材料として表示が義務付けられている。加工品にはピーナッツオイル、ピーナッツバター、豆腐状に固めた沖縄の「ジーマーミ豆腐」などがある。

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