トウモロコシ(玉蜀黍)

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選び方・調理法

選び方

皮の緑色が濃くみずみずしいもの、ひげが褐色〜黒褐色で湿り気があるものを選ぶ。ひげの一本一本が粒の一粒一粒につながっているため、ひげがふさふさと多いものは実が詰まっている証拠である。軸の切り口が白く潤っているものが新鮮。

下処理

皮を剥き、ひげを丁寧に取り除く。茹でる場合は、皮を1〜2枚残して茹でると風味が逃げにくい。電子レンジ調理の場合は、皮付きのまま加熱すると蒸らし効果で甘みが引き立つ。

保存方法

収穫直後から糖分がデンプンに変化し甘みが抜けるため、購入後はすぐに加熱するのが鉄則。生で保存する場合は、立てた状態で冷蔵庫に入れ、当日中に使い切る。加熱後はラップに包んで冷蔵、または芯から外して冷凍保存する。

時期・特徴

国内分布

北海道(国内最大の産地)、千葉県、茨城、群馬、山梨、長野など。

時期

6月〜9月(最盛期は7月〜8月)。

栄養

主成分は炭水化物。エネルギー源となるほか、胚芽部分にはビタミンB1、B2、E、カリウム、亜鉛などが凝縮されている。不溶性食物繊維(セルロース)も豊富で、整腸作用が期待できる。

特徴

世界三大穀物の一つ。日本で一般的に「トウモロコシ」として青果流通しているのは、糖度の高いスイートコーン(甘味種)である。

粒の色により、黄色一色の「イエロー種」、白一色の「ホワイト種」、黄白混合の「バイカラー種」に大別される。かつての主流だった「ハニーバンタム」などのイエロー種に代わり、現在は皮が薄く非常に甘い「味来」や、バイカラーの「ピーターコーン」などが広く普及している。

品種・由来

  • 品種名:

イエロー系:ゴールドラッシュ、サニーショコラ、味来、恵味

バイカラー系:ピーターコーン、甘々娘(かんかんむすめ)

ホワイト系:ピュアホワイト、雪の妖精

  • 分類:イネ科トウモロコシ属
  • 学名:Zea mays

由来

「トウ(唐=外国の意)」から来た「モロコシ(当時栽培されていた「タカキビ」の呼称)」が語源。別名「玉蜀黍(ギョクショクショ)」とも書かれる。

伝来

16世紀(1579年頃)にポルトガル人によって長崎に持ち込まれたとされる(フリントコーン種)。現在主流のスイートコーン(甘味種)は、明治時代にアメリカから北海道へ導入された。

歴史背景

原産地は中米メキシコ付近。紀元前5000年頃には栽培が始まっていたとされる。大航海時代を経て世界中に広まり、現在では食用のみならず、家畜の飼料、コーンスターチ、バイオエタノール原料など、多岐にわたる用途で世界一の生産量を誇る。

備考

遺伝子組み換え技術の研究が最も進んでいる作物の一つであり、米国産などの輸入飼料用・加工用トウモロコシにおいては、その大部分を組み換え品種が占めている(日本国内の青果用スイートコーンは非組み換えが一般的である)。

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