選び方・調理法
選び方
乾燥豆は、粒の大きさがそろっていて、割れや欠け、虫食いがないものを選ぶ。皮付きの場合は色が鮮やかでツヤがあるものが良質である。
下処理
軽く水洗いして埃を落とす。他の乾燥豆と異なり、皮が薄く火が通りやすいため、事前の浸水(吸水)は不要。そのままスープや煮込み料理に加えて調理できる。
保存方法
湿気と直射日光を避け、密閉容器に入れて冷暗所で保存する。茹でた後は、小分けにして冷蔵または冷凍保存が可能。
時期・特徴
国内分布
日本では気候条件の影響でほとんど栽培されていない。流通の多くはカナダ、アメリカ、オーストラリア等からの輸入である。
時期
乾燥豆として通年流通している。
栄養
主成分は炭水化物とタンパク質。食物繊維が豊富で、鉄分や亜鉛などのミネラル、ビタミンB群を多く含む。
特徴
和名は「ヒラマメ(平豆)」。凸レンズ状の扁平な形状が最大の特徴である。種皮の色によりブラウン、グリーン、レッド(皮なし)などに分けられ、種類によって煮崩れやすさが異なるため、用途に応じた使い分けがなされる。
品種・由来
品種
- 品種名:大粒種(主に種皮が緑・黄褐色)、小粒種(主に種皮が赤・橙・黒)
- 分類:マメ科ヒラマメ属
- 学名:Lens culinaris Medik. (シノニム:Lens esculenta Moench)
由来
ラテン語の「lens(レンズマメ)」が、その形状に似た光学レンズの語源となった。
伝来
日本へは明治時代以降に紹介されたとされるが、国内での大規模な栽培定着には至っていない。近年のエスニック料理やベジタリアン料理の普及により、一般の小売店でも広く扱われるようになった。
歴史背景
人類が最も古くから栽培してきた作物の一つ。紀元前8000年〜7000年頃の西南アジアの遺跡からも発見されている。旧約聖書においてエサウが弟ヤコブに長子の権利を譲った際に食べた「煮物(赤レンズマメのスープとされる)」のエピソードは有名である。
備考
キリスト教の四旬節(Lent)において肉の代用品として食された歴史がある。英語名の「Lentil」は、Lent(四旬節)に由来するという説があるが、語源学的にはラテン語のlenticula(レンズマメの意)に由来するとされる。

