トマト

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選び方・調理法

選び方

よく色づいていて光沢があり、全体が丸くて重いもの、実がかたくしまり、ヘタがきれいな緑色でピンとしているものが良質。形が三角や五角に角張っているものは空洞になっていることが多く、しおれているもの、黒く縮んでいるもの、黄ばんだものは鮮度が落ちている。

下処理

皮や種は煮込んでもやわらかくならず、舌ざわりがわるくなるので、煮込み料理に使うときは取り除く。その場合皮の湯むきをする。湯むきの手順は、ヘタを取って下部に十文字に切り込みをいれ、熱湯に20秒ほどつけて皮がはじけたら、冷水にとって皮を剥く。

調理法

生食や、炒め物、煮物、ソテー、フライ、グラタン、ソース、スープ、デザート、パンなどに幅広く利用できる。また皮がかたいものや、加熱してから使うときは皮を剥いてから用いる。

保存方法

保存袋に入れて冷蔵庫へ。5℃ぐらいが適温で日持ちが良い。

料理名

トマトサラダ、トマトとなすのグラタン、トマトスープ、トマトジャム、トマトゼリー、トマトパン、トマトと牛肉の黒酢炒め、ピザトースト、トマトフライ、トマトのピリ辛じゃこサラダ、トマトの冷製パスタ、トマトそうめん、トマトと鶏ささみのカルパッチョ、トマトと豚肉の炒め物、トマトの中国風炒め物、ベークドトマト、トマトのライスサラダ、ガスパッチョなど。

加工品

トマトジュース、トマトケチャップ、トマトピューレ、トマトペースト。

時期・特徴

国内分布

熊本、北海道、茨城、愛知、千葉。輸入品はアメリカ、韓国など。

時期

一年中流通するが、旬は7~9月。

栄養

β-カロテン、ビタミンC、ミネラルが含まれる。グルタミン酸が多く、煮込みに使うとうまみが出るのはこのアミノ酸があるため。リコピンも含まれている。

特徴

いろいろな料理に使われる世界的にもポピュラーな野菜。栄養的にはビタミンCとβ-カロテンが比較的多い緑黄色野菜。うまみ成分のグルタミン酸が多く含まれているので、煮込み料理などに使うとおいしさが引き立つ。品種が多く、果実は赤だけでなくオレンジ色や黄色、緑など様々なものがある。

品種・由来

  • 品種名:桃太郎、ファースト、シュガートマト、パーフェクト、りんか409
  • 分類:ナス科トマト属
  • 学名:Lycopersicon esculentum

由来

原産地は南米のアンデス山脈が原産地と言われ、その中でもペルー説やメキシコ説などがある。インカ帝国の時代には盛んに栽培されており、インカ帝国滅亡後、スペイン人によってヨーロッパに伝えられた。最初は観賞用だったが、19世紀にはイタリアで野菜として品種改良され、アメリカにも伝わってさまざまな品種が作られた。日本には1708年に伝来したという説がある。江戸期には赤ナスと呼ばれ、観賞用としていた。その後明治にかけて栽培されたが、独特の青臭さが敬遠され、なかなか普及しなかった。本格的に普及したのは第2次大戦後で、トマトケチャップ、ジュース、ソースなど多目的に利用されるようになった。

名前はアステカのジトマテ(zitomate)に由来し、スペインでシマーテになり、17世紀にトマトになったとする説と、ペルーのインディオがtomatiと呼んでいたことに由来するという説がある。ニックネームはフランス語で「愛のリンゴ」、ドイツ語では「天国のリンゴ」、イタリアでは「黄金のリンゴ」。

備考

「トマトが赤くなれば医者が青くなる」といわれるように、ミネラルやビタミンC、Aが豊富な健康野菜。赤い色は、抗酸化作用を持つリコピンという色素のため。また、ヨーロッパには「トマトのあるところ料理のヘタな人はいない」ということわざがある。トマトの有用性を表す良い例えである。

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