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シシトウガラシ(シシトウ)

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選び方・調理法

選び方

長さ5cm前後の小ぶりなものが柔らかく良質。ヘタの切り口が瑞々しく、全体に張りがあり、皮に艶やかな濃い緑色が出ているものを選ぶ。大きく育ちすぎたものや、表面に黒い縞があるもの、赤みがかったものは皮や種が硬い傾向にあるため避ける。

下処理

ヘタの先端を少し切り落として使用する。加熱時に内部の空気が膨張して破裂するのを防ぐため、あらかじめ包丁の先や竹串で小さな切り目を入れておく。種はそのまま食べられるが、気になる場合はヘタごと引き抜いて取り除く。

保存方法

乾燥に弱いため、ポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫の野菜室で保存する。低温に弱いため、冷やしすぎると低温障害(変色や軟化)を起こす可能性がある。

時期・特徴

国内分布

高知県(全国シェアの約半分を占める)、千葉県、和歌山県など。

時期

旬は6月〜8月の夏季。ハウス栽培により通年流通している。

栄養

抗酸化作用のある$ beta $-カロテンやビタミンCを豊富に含む。また、代謝を助けるビタミンB1、B2、毛細血管を強くするとされるビタミンP(ルチンなど)も含まれる。辛味成分カプサイシンはわずかだが、新陳代謝の促進に寄与するとされる。

特徴

ナス科トウガラシ属のうち、辛味の少ない甘味種(栽培変種)の代表格。熟すと赤くなるが、通常は未熟な緑色の状態で収穫する。一般に辛くないとされるが、栽培時の乾燥や高温などのストレスにより、稀に極端に辛い個体(先祖返り)が混じることがある。

品種・由来

  • 品種名:土佐、東京千成、田中、葵など
  • 分類:ナス科トウガラシ属
  • 学名:Capsicum annuum L. ‘Angulosum’(または var. annuum)

由来

果実の先端の形状が、獅子の鼻(あるいは獅子舞の頭)の形に似ていることから「獅子唐辛子」と名付けられた。

伝来

トウガラシ自体は16世紀にポルトガル人によって日本へ伝来したが、現在のシシトウガラシのような甘味種は、明治期以降に欧米から導入された品種がベースとなり、戦後の食の洋風化に伴って各地で選抜・固定され普及した。

歴史背景

トウガラシの原産地は中南米であり、コロンブスの航海を経て欧州へ、その後アジアへと広まった。長い選抜の歴史の中で、辛味成分(カプサイシン)をほとんど作らない突然変異種が固定され、ピーマンやシシトウのような甘味種として分化した。

備考

別名:シシトウ、青とう

主な調理法:焼き物、天ぷら、素揚げ、煮浸し、炒め物など。

※「当たり」と呼ばれる辛い個体は、形が歪んでいたり、中の種が少なかったりするものに多いとされる。

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