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素麺

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選び方・調理法

選び方

賞味期限を確認し、パッケージに破損や湿気によるカビがないものを選ぶ。手延べ素麺の場合は、麺の太さが均一で、特有の芳醇な香りがあるものが良い。贈答用などの高級品では、管理状態の良い「古物(ひねもの)」が珍重される。

下処理

たっぷりの沸騰した湯に、麺をバラけさせながら入れる。ゆで時間は1分〜2分程度と短いため、目を離さず好みの硬さで引き上げる。ゆで上がり後はすぐに冷水でもみ洗いし、表面の油分とぬめりをしっかり落とすことで、特有の喉越しとコシが生まれる。

保存方法

乾燥食品のため長期間の保存が可能だが、吸湿と移り香を防ぐため、密閉容器に入れて直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管する。特に石鹸や洗剤、香料の強いものの近くに置かないよう注意する。

時期・特徴

国内分布

兵庫(播州・揖保乃糸)、奈良(三輪)、香川(小豆島)、長崎(島原)、徳島(半田)などが主要な産地として知られる。

時期

通年。手延べ素麺の製造は主に11月から翌3月頃の厳冬期に行われる。夏場に冷やし素麺として食されるのが一般的だが、冬場に温かく煮た「煮麺(にゅうめん)」も親しまれている。

栄養

主成分は炭水化物。タンパク質、ビタミンB1、ナイアシン、カリウム、マグネシウムなどを微量に含む。ゆでる過程で塩分の多くは湯に溶け出すが、離乳食等で使用する場合は十分な湯通しが必要である。

特徴

小麦粉を原料とする、日本で最も細い麺類。JAS(日本農林規格)では、機械製麺において直径1.3mm未満のものを「そうめん」と定義している(手延べの場合は1.7mm未満であれば「そうめん」または「ひやむぎ」と表示可能)。製造工程で食用油を塗るのが特徴で、貯蔵中に油の酸化やグルテンの変性が進むことで麺が引き締まる。これを「厄(やく)」と呼び、1年寝かせたものを「古(ひね)」、2年経たものを「大古(おおひね)」と称して珍重する。

品種・由来

  • 品種名:三輪素麺、播州素麺、小豆島素麺、島原素麺、半田素麺(※半田はやや太いのが特徴)
  • 分類:めん類(乾めん類)
  • 学名:—(原料:Triticum aestivum)

由来

中国の唐菓子「索餅(さくべい)」が語源とされる。索餅は小麦粉と米粉を練り、縄状に綯(な)った食べ物で、「索麺(さくめん)」を経て「素麺(そうめん)」へ転じたといわれる。「索」は縄をなうという意味を持つ。

伝来

鎌倉時代に宋から禅僧によって製法が伝えられたという説や、奈良時代に遣唐使によってもたらされたという説がある。海路を通じて西日本を中心に各地へ広まった。

歴史背景

古代から供物や宮廷料理として扱われてきた。江戸時代には、七夕に素麺を食べる習慣が「無病息災を願う儀式」として定着し、現在もその文化が残っている。また、長期保存が可能なことから、兵糧食や贈答品としても重宝された。

備考

原材料は小麦粉、食塩、水、植物油。製造工程では、生地を細く延ばしていく「手延べ」と、生地をローラーで薄く延ばして裁断する「機械製麺」がある。手延べは、何度も熟成を繰り返しながら細く引き延ばすため、機械製麺に比べてコシが強く、煮崩れしにくいのが特徴である。

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