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選び方・調理法

選び方

賞味期限を確認し、パッケージに破損がないものを選ぶ。麺が白く、厚みが均一で折れの少ないものが良質である。タピオカデンプンが配合されたものは透明感と弾力が強く、米粉のみのものは米の風味が強く柔らかい食感になるため、好みに応じて原材料を確認する。

下処理

乾麺はたっぷりの熱湯で数分ゆでるか、ぬるま湯に30分〜1時間ほど浸して戻してから、さっと湯通しして使用する。戻しすぎるとコシがなくなるため、少し硬めに仕上げるのがコツである。生麺(日本国内では一部の専門店や冷凍流通)の場合は、数十秒から1分程度の短いゆで時間で仕上げる。

保存方法

乾燥状態のものは、直射日光や高温多湿を避けて常温で保存する。開封後は密閉容器に移し、湿気や移り香に注意する。ゆでた後の麺はくっつきやすいため、すぐにスープと合わせるか、少量の油をまぶして冷蔵保存し、早めに消費する。

時期・特徴

国内分布

ベトナム全土。日本国内では、エスニック料理店や輸入食品店、一部のスーパーマーケットで広く流通している。

時期

通年

栄養

炭水化物が主成分で、脂質は非常に少なく、タンパク質を適度に含む。ビタミンやミネラルは精製米と同様に控えめだが、牛や鶏の出汁、豊富なハーブ、肉類、ライムなどと一緒に摂取することで、栄養バランスの優れた食事となる。

特徴

ベトナムを代表する平打ちの米粉麺。形は日本の「きしめん」に似ているが、原料に小麦粉を含まないためグルテンフリーである。本国ベトナムでは生麺が一般的だが、日本では保存性の高い乾麺が多く流通している。ツルリとした喉越しと、スープの味を吸いやすい性質が特徴。

品種・由来

  • 品種名:フォー(Pho)
  • 分類:めん類(米粉めん)
  • 学名:—(原料:Oryza sativa)

由来

中国・広東省周辺の平打ち麺「河粉(ホーフェン)」が語源とされる。「河(ホー)」がベトナム語で「Pho(フォー)」と変化したという説が有力である。

伝来

20世紀初頭に中国南部からベトナム北部(ハノイ周辺)に移民した人々によって、米粉麺の文化が伝えられたとされる。その後、1950年代の南北分断に伴い、北部の文化であったフォーが南部にも広がり、全土で食べられるようになった。

歴史背景

ベトナムの国民食として定着したのは比較的最近の100年ほどのことである。フランス植民地時代に牛肉を食べる文化が広まったことで、従来の米粉麺と牛肉の出汁が融合し、現在のスタイルが確立されたといわれている。現在は北部(あっさり、ネギ多め)と南部(甘め、ハーブやもやしを別添え)でスタイルが異なる。

備考

原材料は米粉、水。弾力を出すためにタピオカデンプン(キャッサバ由来)を加えることもある。代表的な料理は、牛だしの「フォー・ボー」、鶏だしの「フォー・ガー」。中国の「河粉」や、タイの「セーレック(中細麺)」、カンボジアの「クイティウ」など、東南アジア各地には類似の米粉麺が多数存在する。

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