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コーンミール

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選び方・調理法

選び方

鮮やかな黄色で、粒子の大きさが均一なものを選ぶ。脂質を比較的多く含むため、古い油のような酸化臭がしないことが重要である。用途に合わせて、粒子の粗いものから細かいもの(後述の区分参照)を使い分ける。

下処理

パンやマフィンなどの生地に混ぜる場合は、そのまま他の粉類と合わせて使用する。独特の粒感を楽しむことができるが、より滑らかな食感を求める場合は、あらかじめ水分を含ませてふやかしておく手法もある。また、揚げ物の衣として使用すると、非常にカリッとした食感に仕上がる。

保存方法

直射日光、高温多湿を避けて常温で保存する。ただし、トウモロコシの胚芽部分を含むものは酸化しやすいため、開封後は密閉容器に入れ、夏場や長期保存の際は冷蔵庫に保管し、早めに使い切るのが望ましい。

時期・特徴

国内分布

原料となるトウモロコシは北海道などで栽培されているが、コーンミールとしての流通品は、その多くをアメリカやブラジルなどからの輸入品、または輸入原料を用いた国内加工品が占めている。

時期

乾燥加工品のため、年間を通じて安定して流通している。

栄養

主成分は炭水化物で、タンパク質、脂質も含まれる。ビタミンB6、ビタミンE、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維などが豊富である。特に全粒タイプ(胚芽を含むもの)は栄養価が高い。

特徴

乾燥させたトウモロコシを挽いて粉状にしたもの。一般的に、粒子の大きさ(粒度)によって呼び分けられる。

コーングリッツ:最も粒子が粗い。コーンフレークやビールの副原料、マフィンのトッピングなどに用いられる。

コーンミール:中程度の粒子。コーングリッツより細かく、コーンフラワーより粗いものを指す。パンや菓子の生地に混ぜることが多い。

コーンフラワー:最も粒子が細かい。沈殿粉(コーンスターチ)とは異なり、トウモロコシ全体(または胚乳)を粉砕したものである。

品種・由来

品種

  • 品種名:トウモロコシ(玉蜀黍)
  • 分類:イネ科トウモロコシ属
  • 学名:Zea mays

由来

英語の「Corn(トウモロコシ)」と「Meal(粗挽きの粉)」を組み合わせた名称に由来する。

伝来

原料のトウモロコシは、16世紀(安土桃山時代)にポルトガル人によって日本(長崎)へ伝えられたとされる。食用加工品としてのコーンミールが一般家庭に普及したのは、戦後の食の欧米化以降である。

歴史背景

トウモロコシはアメリカ大陸原産であり、先住民族の重要な主食であった。15世紀末にコロンブスによってヨーロッパへ伝えられ、その後世界中に広まった。米国南部ではコーンミールを用いた「コーンブレッド」が伝統的な家庭料理として定着している。

備考

代表的な料理には、コーンブレッド、マフィン、ポレンタ(粥状に煮たもの)、タマレス(メキシコ料理)などがある。また、イングリッシュマフィンの表面にまぶされているのも主にコーングリッツやコーンミールである。

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