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ハナニラ(花ニラ) Flowering Garlic Chives

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選び方・調理法

選び方

つぼみが固く閉じており、茎が真っ直ぐで張りのあるものを選ぶ。茎が緑鮮やかで、切り口が変色しておらずみずみずしいものが良品。

つぼみが開いているものや、茎が白っぽく乾燥しているものは、筋っぽく硬くなっていることが多いため避ける。

下処理

根元の切り口から1〜2cmほどは硬い場合があるため切り落とす。袴(はかま)のような部分があれば取り除く。

長時間加熱すると食感が損なわれるため、強火で手早く調理するのがポイント。

保存方法

乾燥に弱いため、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で「立てて」保存する。日持ちしないため、購入後は早めに使い切る。

時期・特徴

国内分布

高知県、栃木県、茨城県、新潟県、山形県など。ニラの産地で栽培されることが多い。

時期

5月〜9月頃が旬。夏のスタミナ野菜として流通する。

栄養

緑黄色野菜の一種。β-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、カリウム、食物繊維が豊富。

ニラ特有の香り成分「アリシン(硫化アリル)」を含むが、葉ニラに比べると含有量は少なめであるため、香りは穏やか。

特徴

食用のニラの花茎(かけい)と、その先端についたつぼみを食べる野菜。

一般的な葉ニラもトウ立ち(花茎が伸びること)するが、葉ニラの花茎は硬くて食用に向かない。そのため、花茎が太く柔らかく育つように品種改良された専用品種(テンダーポールなど)が「ハナニラ」として流通している。

葉ニラのような強いクセはなく、シャキシャキとした独特の食感と、噛むと広がるほのかな甘みが特徴。

品種・由来

  • 品種名:テンダーポール(主流品種)、マルイチポール、サンダーベルト
  • 分類:ヒガンバナ科(旧ユリ科)ネギ属
  • 学名:Allium tuberosum

由来

ニラの花茎を食べることから「花ニラ」と呼ばれる。

伝来

植物としてのニラは古くから日本にあるが、花茎を専用に食べる習慣や品種は、中国料理の普及と共に広まったとされる。

歴史背景

中国では古くから食材として利用されており、炒め物料理の定番食材である。日本では、葉ニラの栽培過程で出る花茎は廃棄されるか硬くて食べられなかったが、昭和後期に花茎専用の柔らかい品種が開発されたことで、一般市場に出回るようになった。

備考

【重要】園芸用植物にも「ハナニラ(イフェイオン/Ipheion uniflorum)」という同名の植物があるが、こちらは別種であり有毒であるため、絶対に食べてはならない。食用のハナニラは「ニラの香りがする」が、園芸用は葉を傷つけない限り香りが薄いなどの違いがある。

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