選び方・調理法
選び方
葉の巻きがしっかりとしていて、持ったときにずっしりと重みを感じるものを選ぶ。外葉の緑色が濃く、艶があるものが良品とされる。芯の切り口が白く瑞々しいもの、大きすぎないもの(500円玉程度)が鮮度の目安となる。
下処理
葉が柔らかく組織が緻密なため、生食から加熱調理まで幅広く活用できる。芯は硬いため、V字に切り落とすか薄切りにして使用する。千切りにする際は、繊維を断つように切るとより柔らかな食感を楽しめる。加熱しすぎると独特の食感が損なわれるため、さっと火を通す程度に留めるのがコツである。
保存方法
乾燥を防ぐため、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存する。より長持ちさせるには、芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーを詰め、芯を下にしておくと鮮度が保たれやすい。
時期・特徴
国内分布
茨城県、群馬県、長野県、北海道、九州各地など、標高や緯度を活かしたリレー栽培により全国的に生産されている。
時期
2月から9月頃。冷涼な気候を好むため、春から初夏、および秋口に多く流通する。
栄養
一般的なキャベツと比較して、β-カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどが豊富に含まれるとされる。特にビタミンCや葉酸を多く含み、緑黄色野菜に近い栄養価を持つのが特徴である。
特徴
キャベツの一品種で、形状がボールのように丸く、内部の葉まで鮮やかな薄緑色をしている。一般的なキャベツ(寒玉など)よりも葉が柔らかくて甘みが強く、青臭さが少ない。1kg前後の小ぶりなサイズで収穫されることが多い。
品種・由来
- 品種名:グリーンボール(丸玉キャベツ)
- 分類:アブラナ科アブラナ属
- 学名:Brassica oleracea var. capitata
由来
葉が内部まで緑色であることと、その球形の形状から「グリーンボール」と名付けられた。もともとは種苗会社(サカタのタネ)が育成した品種名であるが、現在ではこのタイプのキャベツの総称として定着している。
伝来
キャベツ自体は江戸時代にオランダ人によって持ち込まれた(当時は観賞用のハボタンに近いもの)。食用としての栽培が本格化したのは明治時代以降とされる。
歴史背景
グリーンボールは、1950年代に日本で育成・発表された比較的新しい系統の品種である。従来のキャベツよりも栄養価が高く、生食に適した食感から、戦後の食の洋風化とともに普及した。
備考
市場では「丸玉(まるたま)」と呼称されることもある。
