選び方・調理法
選び方
体表が銀白色でつやがあり、身に張りがあるものが良い。鱗は非常に剥がれやすいため、多少の剥落は起こりやすいが、皮に乾きや変色が少ないものを選ぶ。目が澄み、えらが鮮紅色で、においが弱いものが新鮮。
下処理
鱗は細かいが落ちやすいので、こすり過ぎないよう注意し、ぬめりを軽く洗い流す。えらと内臓を外して血合いを洗い、ペーパーで水気をよく拭き取る。身が薄くやわらかく身割れしやすいので、包丁はよく研ぎ、力を入れずに引いて切る。
焼き物・漬け魚にする場合は、切り身に軽く塩を振って10〜30分ほど置き、出た水分を拭ってから調理すると身が締まりやすい(塩の量と時間は切り身の厚みや仕立てにより調整)。しっかり塩締め・一夜干しにする場合は、塩分と時間を強めに取り、過度の塩辛さにならないよう加減する。
保存方法
生のままは傷みが早いので、購入後はできるだけ早く下処理し、冷蔵は当日〜翌日を目安にする。切り身はペーパーで包み、ラップまたは密閉してチルド域で保存。冷凍する場合は1切れずつ包んで空気を抜き、金属トレーなどで素早く凍らせると品質が落ちにくい。解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、出た水分は拭き取ってから調理する。
時期・特徴
国内分布
本州中部以南で見られ、瀬戸内海、有明海、西九州沿岸などで流通が多い。産地としては長崎県、岡山県などが知られる。国内流通では近縁種や海外産(冷凍品を含む)が同名で扱われることもある。
時期
漁獲・入荷は通年あるが、地域や漁場で旬の捉え方に幅がある。瀬戸内海では初夏〜夏に入荷が増える一方、味が良い時期としては冬〜春が挙げられることも多い。
栄養
良質なたんぱく質を含む白身魚。脂質にはDHAやEPAなどの多価不飽和脂肪酸を含む。ビタミンB12やビタミンDなどのビタミン類、リン・カリウムなどのミネラルも含まれる(含有量は個体差・季節差がある)。
特徴
頭が小さく、体は丸みのある菱形で強く側扁する。体表は銀白色で、細かな鱗は剥がれやすく、店頭では青白い皮が目立つことが多い。身はきめ細かく上品な白身で、熱を入れても硬くなりにくい一方、身割れしやすいので扱いは丁寧に。西京焼きや味噌漬け、幽庵焼き、照り焼き、煮付け、唐揚げなどに向く。関西・瀬戸内で特に好まれ、産地では鮮度の良いものが刺身にされることもあるが、鮮度落ちが早く地域によっては刺身用として出回りにくい。
品種・由来
- 品種名:マナガツオ(近縁種としてコウライマナガツオ、シナマナガツオなどが「マナガツオ類」として扱われることがある)
- 分類:マナガツオ科マナガツオ属
- 学名:Pampus punctatissimus(流通名・英名としてSilver pomfretが用いられ、文献や扱いによりPampus argenteusをあてる場合もある)
由来
名称の由来は諸説ある。瀬戸内海などでカツオが得にくい地域で代用とされたことから「真似鰹(まねがつお)」が転じたとする説、食用として格別にうまい魚の意を込めて「真魚(まな)」を付したとする説などが伝わる。地方名として「マナ」「ギンダイ」「チョウチョウ」「チョウキン」などで呼ばれることもある。
伝来
国内に自然分布する海産魚で、特定の「伝来」よりも、産地を中心に食文化として定着してきた魚である。鮮度落ちが早く、冷蔵流通が発達する以前は産地周辺での利用が中心になりやすかったとされる。
歴史背景
西日本で古くから珍重され、「西海に鮭なく、東海に真魚鰹なし」といった俗諺にも見られるように、地域性の強い高級魚として扱われてきた。特に関西では漬け焼き(西京焼き等)や焼き物としての評価が高く、割烹・料亭でも用いられることが多い。
備考
同じ「pomfret(マナガツオ類)」の名で近縁種や海外産が流通することがあり、外見が似ていて種の判別が難しい場合がある。用途(漬け魚・焼き物・煮物など)に合わせ、脂の乗りや身質、サイズ感で選ぶとよい。
日本語キーワード
・マナガツオ 1尾 白背景
・マナガツオ 鮮魚 全身
・真魚鰹 生魚 銀白色
・マナガツオ 魚体 俯瞰
・マナガツオ 体側 菱形
英語キーワード
・silver pomfret whole fish white background
・managatsuo fresh whole fish
・Pampus punctatissimus whole fish
・silver pomfret raw fish close up
・pomfret whole fish studio shot
検索時の注意点
・「pomfret」は別種(golden pomfret など)も多いので「silver pomfret」「Pampus」を併用する
・「マナガツオ類」としてコウライマナガツオ等の近縁種画像が混在しやすい
・西京焼き・味噌漬け・干物など加工品/料理写真を除外し、「whole / fresh / raw」を付ける
・冷凍ラウンドは霜付きで質感が異なるため、図鑑用途は「鮮魚」「白背景」「スタジオ撮影」寄りを優先する
