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フキノトウ(蕗の薹) Giant Butterbur Bud / Butterbur Scape

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選び方・調理法

選び方

つぼみが硬く閉じていて、ふっくらとした丸みがあるものを選ぶ。つぼみが開き、中の花が見えているものは苦味が強く食感も悪いため避ける。

天然物(露地もの)は小ぶりで外葉が赤紫色のものが多く、香りが強い。栽培ものは全体に薄緑色で大きく、苦味がややマイルドである。

根元の切り口が黒ずんでおらず、みずみずしいものが新鮮。

下処理

天ぷらにする場合は、アク抜き不要。生のまま調理することで香りを生かす。

お浸しや和え物にする場合は、たっぷりの湯に塩を加えて3〜4分ほど茹で、冷水にさらしてアクを抜く。変色を防ぐため、切ったらすぐに水にさらすか、調理直前に刻む。

保存方法

乾燥しやすいため、パックのまま、または湿らせた新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存する。香りが飛びやすいため、購入後は数日以内に使い切るのが望ましい。

長期保存する場合は、固めに茹でて冷凍するか、生のまま天ぷら用に冷凍、あるいは「ふき味噌」などに加工して保存する。

時期・特徴

国内分布

群馬県、秋田県、山形県などの東北地方や、愛知県(フキの主産地)など。全国の山野にも自生している。

時期

天然物は雪解けの始まる2月〜5月頃が旬。ハウス栽培(促成栽培)のものは12月頃から出回るため、一足早い春の食材として冬から利用される。

栄養

ビタミンE、ビタミンK、銅、カリウムなどを多く含む。

特有の苦味成分は、アルカロイド類やポリフェノール類(ケンフェロール、フキノール酸など)。これらは新陳代謝を活発にし、消化を助ける働きがあるとされるが、アクが強いため食べ過ぎには注意が必要。

特徴

日本原産のキク科の植物「フキ」の花芽(つぼみ)。葉が出る前に地面から顔を出す。

雌雄異株(しゆういしゅ)であり、一般的に食用として好まれるのは、黄色い花粉があり苦味が比較的まろやかな「雄株」とされる(雌株は受粉後、茎が長く伸びてタンポポのような綿毛を飛ばす)。

独特の芳香とほろ苦さは春の訪れを告げる味覚として、天ぷらや「ふき味噌」などで親しまれる。

品種・由来

  • 品種名:愛知早生(栽培種の主流)、秋田蕗(大型種)、自生種など
  • 分類:キク科フキ属
  • 学名:Petasites japonicus

由来

フキの花茎(かけい)の部分を「薹(とう)」と呼ぶことから、「フキノトウ(蕗の薹)」の名がついた。

伝来

日本原産種であり、縄文時代の遺跡からも種子が出土している。

歴史背景

古くから春の山菜として利用されてきた。『万葉集』や平安時代の『延喜式』にもフキに関する記述があり、日本人の食生活に深く根付いている。江戸時代にはすでに栽培が行われていたとされる。

備考

切った直後から断面が酸化して茶色く変色するため、調理の手早さが求められる。

根茎(地下茎)がつながっているため、自生しているものを採取する際は、根こそぎ取らずに根を残すようにすると翌年も収穫できる。

続けて他の春野菜や山菜(タラノメ、ウドなど)の原稿があれば、同様に編集いたします。

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