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パクチョイ(白梗菜) Pak Choi / Bok Choy

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選び方・調理法

選び方

葉の緑色が鮮やかで、変色がないもの。軸(葉柄)の部分が真っ白で、肉厚かつツヤのあるものが良品。根元の切り口がみずみずしいものを選ぶ。全体にハリがなく、葉が黄色くなっているものは鮮度が落ちている。

下処理

根元の株の間に土が溜まっていることがあるため、縦に割ってから流水で丁寧に洗うか、葉を一枚ずつはがして洗う。

チンゲンサイ同様、油との相性が良いため、下茹でせずにそのまま炒めたり、スープに入れたりすることが多い。茹でる場合は、油と塩を少量加えた湯でサッと茹でると色鮮やかに仕上がる。

保存方法

乾燥に弱いため、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存する。エチレンガスに弱いため、リンゴなどと一緒に置かないよう注意する。

時期・特徴

国内分布

静岡県、茨城県、群馬県、長野県、福岡県など。チンゲンサイの産地と重なることが多い。

時期

通年流通しているが、露地栽培の旬は春(4月〜6月)と秋(10月〜12月)。涼しい気候を好むため、この時期のものは繊維が柔らかく甘みがある。

栄養

β-カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富。チンゲンサイと同様に栄養価の高い緑黄色野菜である。

特徴

中国から伝わった不結球白菜(葉が巻かないハクサイ)の一種。

外見はチンゲンサイに似ているが、チンゲンサイは軸(葉柄)が淡緑色であるのに対し、パクチョイは軸が真っ白であるのが最大の特徴(漢字では「白梗菜」と書く)。

味はチンゲンサイよりも青臭さやクセが少なく、あっさりとしており、ほのかな甘みがある。加熱しても煮崩れしにくく、軸のシャキシャキとした食感が残るため、炒め物やクリーム煮、スープなどに適している。

品種・由来

  • 品種名:白帝、白陽、ホワイトショコラ、ミニパクチョイなど
  • 分類:アブラナ科アブラナ属
  • 学名:Brassica rapa var. chinensis

由来

中国語(広東語)の「白菜(パクチョイ)」の音読みに由来する。

※日本で一般的な「白菜(ハクサイ)」とは異なるが、中国では広義には同じ仲間であり、区別するために結球するものを「大白菜」、結球しない本種などを「小白菜」と呼ぶことが多い。

伝来

1970年代の日中国交正常化以降、他の中国野菜と共に日本へ導入された。

歴史背景

導入当初は、軸が青いものも白いものも混同して呼ばれていたが、1983年(昭和58年)に農林水産省が名称の統一を行った。軸(茎)が緑色のものを「チンゲンサイ(青梗菜)」、白色のものを「パクチョイ(白梗菜)」と定義し、区別されるようになった。

日本ではチンゲンサイの方が圧倒的に普及したが、近年はクセのなさと見た目の美しさから、パクチョイ(特にミニサイズのもの)の需要も安定している。

備考

関西地方で古くから栽培されている「大阪しろな(大阪白菜)」や「杓子菜(体菜)」も同じ不結球白菜の仲間であり、これらも植物学的にはパクチョイに近い種類である。

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