選び方・調理法
選び方
根(胚軸)の赤色が鮮やかでツヤがあり、形が整っているものを選ぶ。触った時にかたく締まっており、ひげ根が少ないものが良品。ス(空洞)が入っていると味が落ちるため、軽すぎるものは避ける。葉付きの場合は、葉が緑色でみずみずしく、黄色くなっていないものを選ぶ。
下処理
葉の付け根に土が溜まりやすいため、葉を少し切り落とすか、竹串などを使って丁寧に洗い流す。ひげ根は切り落とす。生食する場合は、薄切りや飾り切りにして冷水(氷水)に放つと、パリッとした食感になり、辛味も和らぐ。
※葉も食べられるため、捨てずに下茹でして調理に利用する。
保存方法
購入後はすぐに葉と根を切り離す(葉が根の水分や養分を吸い上げてしまうため)。
根:ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。乾燥に弱い。
葉:湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵保存。日持ちしないため早めに使い切るか、硬めに茹でて冷凍する。
時期・特徴
国内分布
愛知県、千葉県、徳島県、埼玉県など。プランター栽培が容易なため、家庭菜園でも全国的に普及している。
時期
通年流通しているが、栽培しやすく品質が良いのは春(3月~5月)と秋(10月~11月)。
栄養
根の部分にはビタミンCやカリウム、デンプンの消化を助けるジアスターゼ(アミラーゼ)が含まれる。葉の部分は緑黄色野菜であり、根よりも栄養価が高く、β-カロテン、ビタミンC、E、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれている。
特徴
ヨーロッパで改良された小型の大根の一種。種まきから約20〜30日(1ヶ月弱)で収穫できる極早生野菜。
日本で一般的なのは皮が赤く中が白い丸型だが、細長い円筒形のものや、皮が白、ピンク、紫色のものなど品種は多様。大根特有の辛味と苦味がわずかにあるが、みずみずしくシャキシャキとした食感が特徴。主にサラダの彩りや、飾り切り(ラディッシュフラワーなど)をして料理の添え物に使われる。欧米では塩やバターをつけてそのまま食べる習慣がある。
品種・由来
- 品種名:
赤丸二十日:国内で最も一般的な、皮が赤く丸い品種(コメットなど)。
紅白二十日:上部が赤く下部が白いツートンカラー(スパークラーなど)。
白長二十日:白くて細長いミニ大根のような形状(アイシクルなど)。
フレンチ・ブレックファスト:赤色で筒状の品種。
- 分類:
アブラナ科ダイコン属
- 学名:
Raphanus sativus var. sativus
由来
生育期間が短く、種まきから20日ほどで収穫できることから「二十日大根(ハツカダイコン)」と名付けられた。英名の「Radish」は、ラテン語で「根」を意味する「Radix」に由来する。
伝来
日本へは明治時代に「西洋大根」として導入された。当初はあまり普及しなかったが、戦後の食の洋風化に伴い、サラダやオードブルの彩り野菜として定着した。
歴史背景
大根の仲間は古代エジプト時代から栽培されており、ピラミッド建設の労働者にタマネギやニンニクと共に支給された記録がある。小型のラディッシュとしての栽培品種が確立したのは16世紀頃のヨーロッパとされる。
備考
葉は柔らかい内側のものは生のままサラダに混ぜ、外側の硬いものは味噌汁の具、炒め物、菜飯などに利用できる。
